国連が公表している人口の将来推計とOECDが公表している各種経済統計を参考にして、2000年から2100年までの人口・経済見通しを作成するためのダイナミクスモデル。
①人口:年少(0-14歳)・再生産年齢人口(15-49歳)・後期生産年齢人口(50-64歳)・老年人口(65歳以上)にグループ分けし、出生数(再生産年齢人口×出生率)と死亡数(年代別死亡率×年代別人口の合計)を算出して総人口を推計
②経済:2000年のGDPをストックとして、コブ=ダグラス型関数に基づき労働力人口(15歳以上人口×労働参加率)と資本ストック(総固定資本形成)および全要素生産性の成長率をフローとし、購買力平価レートの変化率も加味して将来のGDP(購買力平価換算)を算出
現状投影シナリオ:2000年から2100年までに制度や前提条件の極端な変更はなく、現状のトレンドが続くと想定される場合